活動の目的

わが国の社会資本は、戦後の復興から極めて短期間に整備されたものが多く、これら社会基盤の充実が国を富ませ、国際競争力を向上させ、現在の社会生活に大きく貢献しています。
一方、成熟社会の現在および高齢化社会の将来を考えると、従来のような新設による社会基盤の充実には無理があり、今後は既設構造物の延命化をするための維持管理技術が重要となります。
高度経済成長期に建設された大量のコンクリート構造物が建設後30年~50年近く経過し、維持管理の重要性が叫ばれ、安全・安心な社会づくりという観点からも、維持管理技術の向上が不可欠となっています。

このような背景から、新潟県内の「学」と「民」の連携により、コンクリート構造物の維持管理技術向上に関する活動をとおして、
「県内企業の技術力向上と、経営に優れた企業づくりを目指す。」
この趣旨の下、新潟県に特化したコストミニマムな維持管理システムを構築し、社会へ貢献することを目的として活動をしています。

沿革

2006年12月20日 有限責任中間法人 新潟県コンクリートメンテナンス研究会 を設立
代表理事に、佐藤國雄(長岡工業高等専門学校 教授)が就任。
コンクリート構造物の維持管理技術に関する、会員の技術力向上を目的に、技術講習会を中心に活動をスタート。
2009年10月28日 一般社団法人 新潟県コンクリートメンテナンス研究会 に名称変更
代表理事に、丸山久一(長岡技術科学大学 教授 現・名誉教授)が就任。
2016年10月20日 代表理事に、佐伯竜彦(新潟大学 工学部建設学科 教授)が就任。

組織

会長(代表理事) 佐伯 竜彦 (新潟大学 工学部社会基盤工学プログラム 教授)
技術顧問 丸山 久一 (長岡技術科学大学 名誉教授)
下村 匠  (長岡技術科学大学 環境社会基盤工学専攻 教授)
田中 泰司 (金沢工業大学 工学部環境土木工学科 教授)
井林 康  (長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 教授)
村上 祐貴 (長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 教授)
陽田 修  (長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 教授)
篠田 佳男 (日本コンクリート技術㈱ 代表取締役社長)
理事 相澤 吉久 (相村建設㈱)
大石 保男 (㈱大石組)
鈴木 秀城 (㈱笠原建設)
小倉 隆志  (㈱キムラ)
監事 加賀 稔理 (㈱小川組)
加藤 善典 (㈱加藤組)